そらのこどもたちニュース一覧

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2018/10/20

本を出版しました

2018年10月、当園の創立の経緯をまとめた本を出版しました。

名付けて「ある民間企業が本気で考えた幼児教育 そらのこどもたちの挑戦」。

ちょっとタイトルが長すぎるという声も頂きましたが、つい、タイトルで中身を説明してしまいました。

内容は、私共デベロップグループがなぜ、そらのこどもたちという保育園を創園したか?という話なのですが、それを説明するために、そもそも、なぜ幼児教育が重要なのかという点についても詳しく触れています。

最近、0歳から6歳までの就学前教育の重要性が注目されています。その中でも特に0歳から2歳までの幼児と生身の大人が接することの重要性が指摘されています。赤ちゃんの頭脳はこの時期に自分が発した声や表情に対して適切に反応してくれる対応を求めているそうです。つまり、テレビを見せるのではなく、生身の大人が赤ちゃんの行為にきちんと反応してあげることが重要だそうです。

核家族化の中で、おかあさん一人が赤ちゃんと向き合うことには限界があります。おかあさんは育児の他にもたくさん仕事があり、ストレスも溜まるので周りのサポートが不可欠です。でも、おとうさんは仕事でなかなか家にいない、そんな環境下では平日、十分に目の行き届く環境での育児の提供が重要になります。

将来のこどもの能力を大きく左右する就学前教育。その大切な時期を確かな指導力を持つ組織とこどもを愛する保育士の力で支えたい、それが「そらのこどもたち」創園の目的です。本の宣伝のようになってしまいましたが、ご一読頂ければ幸いです。

アマゾンにて販売しております。「そらのこどもたち」で検索すると見つかります。

2018/06/18

そらの園長ミニコラム Vol.5

雲梯や砂場が頭に良い理由
 

そらのこどもたちの園庭「キッズフル」には雲梯と砂場があります。
雲梯での運動には、コーディネーショントレーニングの様々な要素が盛り込まれています。次のバーをつかむために自分の場所を確認する「定位」、右、左と次々に進むための「リズム」、ぶらさがる右手と左手の力を調整する「バランス」など雲梯での運動はあらゆる要素を含んでいます。リオオリンピック代表に選ばれた水泳選手の家では、運動能力を鍛えるために自宅に雲梯を作ってしまったという話もあるそうです。

砂場は、こどもの想像力を育て、手先を器用にする効果があると言われています。山を作ったり、穴を掘ったり自由な造形が出来ることで想像力を育てたり、立体の認識力を身に着けることが出来ます。
こどもにとって、手から得る感触も重要な成長の要素です。砂のさらさらした手触り、日に当たって熱い砂、ちょっと掘ると湿って冷たい砂と様々な感触を発見するはずです。
砂の手触りを楽しむだけで、情緒が安定したり、リラックスする効果もあるそうです。
また、砂場はこどもの社交場。場所を譲り合ったり、おもちゃを順番に使ったり、人と人の関わりを覚える場としても有効です。
でも、外の砂場にはタバコの吸い殻が落ちていたり、犬や猫の置き土産(?)があったりで、ちょっぴり不安です。その点、キッズフルの砂場は抗菌仕様なので衛生面でも安心です。

2018/02/06

そらの園長ミニコラム Vol.3

「なんば歩き」はご存知ですか?

  「なんば歩き」とは、右手ー右足、左手ー左足を同時に出す歩き方です。語源は「難場」すなわち「難儀な場所」を意味し、そういう場所では、自然と膝の上に手を添えて歩くことになるので、右手と右足が同時に出ることになったそうです。
 江戸時代は、このなんば歩きが主流だったようで、浮世絵に出てくる大名行列、能や歌舞伎の様子でもよく見るとなんば歩きで歩く姿が残されています。
 江戸時代後期からの西洋文化の流入で、なんば歩きは次第に現在の歩き方に淘汰されて来ました。そもそも西洋人は靴の文化で、しっかりとかかとから地面を踏みしめてつま先で蹴りだす歩き方をします。日本人はぞうりをはいてすり足で歩くことが主流でした。剣道や相撲の基本もすり足ですね。
 陸上競技の2003年世界陸上パリ大会で、末続慎吾選手が200メートル決勝で20秒03の記録で銅メダルと獲った時、記者会見で「なんば歩きを意識した」と発言して一躍注目されました。
 コーディネーショントレーニングの一環で、当園では、後ろ向きに歩いたり、なんば歩きをしたり、いろいろな歩き方を試して脳に刺激を与えています。普段と違う動作をすると脳が活性化されるそうです。人間の体って不思議ですね。
2018/01/25

そらの園長ミニコラム Vol.2

コーディネーショントレーミングとは

 コーディネーショントレーニングとは旧東ドイツ発祥のスポーツのもともとはアスリート養成のためのトレーニング手法です。東ドイツというと体操等の競技でオリンピックでも活躍していましたね。
 コーディネーショントレーニングは、運動能力を「定位」「識別」「反応」「変換」「連結」「リズム」「バランス」に分類し、それぞれの能力を意識したトレーニングを実施します。
 例えば「定位」とは物や人物の位置関係を把握する能力で、相手の場所をしっかり認識するとか、ボールが落ちてくる場所を認識してそこに行ってボールをキャッチするなどのトレーニングを行います。普段遊びで行っている動作ですが、それを意識的に行うことで能力を高めます。
 キッズフルには、ボールプールの的あて、雲梯などトレーニングにぴったりの遊具がいっぱい。当園の保育士も横浜国立大学名誉教授で日本コーディネーショントレーニング協会の理事でもある蝶間林利夫先生の指導を受けて、コーディネーショントレーニングの知識を身に着けていますので、充実したトレーニングが可能です。
 コーディネーショントレーニングは体育の基礎となるのはもちろん、同時に脳の発達を促すので、知育の基礎にもなります。
もしかしたら、そらのこどもたちからオリンピックに出場するアスリートが生まれるかもと気の長い夢を見ています。

2017/06/30

そらの園長ミニコラム Vol.1

就学前教育の投資効率

 

 6月4日放送のNHK特集こどもたちの未来でも指摘がありましたが、就学前の教育が子供の将来にとってはとても重要だそうです。
 ノーベル賞を受賞したヘックマン博士の研究でも6歳になる就学前にきちんとした教育を受けた子供は、進学率が高かったり、将来の年収が高かったり、犯罪率が低かったりすることが統計的にも実証されています。
 就学前の教育への投資が、将来の経済的メリットを考えると効率が15~17%と一番高いそうです。投資効率というとドライな感じがしますが、子供の将来を豊かにするために親が出来ることを最も合理的に達成する方法、一番実り多き愛情表現と考えると納得できますね。
 それなのに諸外国と比べて、日本ではその重要度への認識が低く、初等中等教育の支出は多いものの、就学前教育費への支出は、OECD各国の平均を大きく下回ります。せっかく教育費を費やしても、使いどころが違うので非効率になっているのかも知れません。
 そらのこどもたちでは、就学前教育の重要性を認識、知育、体育、食育の3本の矢でしっかりとお子様の将来繋がる能力を鍛えます。こどもは遊びが仕事、その遊びこそが就学前のお子様には、将来を支える基礎体力になっていきます。

そらのこどもたち

市川駅前にある「天才性を育む」保育園です。
少数人数制、お子様の個性や能力を発揮する保育環境を整えています。

- 企業主導型保育園 そらのこどもたち -
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