就学前教育の投資効率
6月4日放送のNHK特集こどもたちの未来でも指摘がありましたが、就学前の教育が子供の将来にとってはとても重要だそうです。
ノーベル賞を受賞したヘックマン博士の研究でも6歳になる就学前にきちんとした教育を受けた子供は、進学率が高かったり、将来の年収が高かったり、犯罪率が低かったりすることが統計的にも実証されています。
就学前の教育への投資が、将来の経済的メリットを考えると効率が15~17%と一番高いそうです。投資効率というとドライな感じがしますが、子供の将来を豊かにするために親が出来ることを最も合理的に達成する方法、一番実り多き愛情表現と考えると納得できますね。
それなのに諸外国と比べて、日本ではその重要度への認識が低く、初等中等教育の支出は多いものの、就学前教育費への支出は、OECD各国の平均を大きく下回ります。せっかく教育費を費やしても、使いどころが違うので非効率になっているのかも知れません。
そらのこどもたちでは、就学前教育の重要性を認識、知育、体育、食育の3本の矢でしっかりとお子様の将来繋がる能力を鍛えます。こどもは遊びが仕事、その遊びこそが就学前のお子様には、将来を支える基礎体力になっていきます。