当園では、園児に知育、体育の指導をした記録をラーニング・ストーリーという手法を使って記録しています。
『ラーニング・ストーリー』とは、こどもの日々の様子を”成長物語”として認識し、写真での記録と保育士の観察した内容を合わせて記録するものです。
なぜ、記録(レコード)ではなく、物語(ストーリー)という表現を使っているかというとこどもをできたか、できないかで判定(ジャッジ)するのではなく、こどもの興味や気持ちに目を向け、肯定的にとらえようするからです。
この手法は、幼児保育の先進国ニュージーランドの制度「テ・ファリキ」の中でも重要な位置を占めており、こどもと保護者と教育機関(保育園)がこどもの成長の喜びやステップアップする過程を共有しているのです。
こどもの能力や成長を肯定的にとらえたストーリーは、こどもの興味や気持ち、将来の可能性にとって重要な資料です。それを見て、「成長物語」の主人公であるこどもは、安心感や自己肯定感を高めることが出来ます。また、保護者や保育士は成長の喜びを共有し、今まで以上にこどもの気持ちを理解できるようになり、肯定感を持って接することができるようになります。
0歳から3歳までの将来の成長にとってもっとも重要な時期。お子様とお父さま、お母さまで素敵なストーリーを紡いで下さい。